【北九州豪雨被害】 小石原焼支援のお願い

2017年7月5日に発生した豪雨の影響で、九州北部の伝統的工芸品の産地に甚大な被害が出ています。なかでも被害の大きかった福岡県朝倉郡東峰村は小石原焼の産地です。
産地では、生活再建に向けて日々努力をしていますが、主に窯元が地元で販売するスタイルの産地であるにも関わらず、道路が分断かつ悪路の為、お客様が来村できない状況が続いています。つきましては、地元以外での販路に乏しい産地への支援として、首都圏及び大都市圏での販売その他、復興につながるご意見や活動を皆さまから広く募集いたします。
被災地支援に皆様方のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

小石原焼とは

経済産業大臣指定の伝統的工芸品の一つ。
300年以上の歴史を持ち、陶磁器では日本で最初に伝統的工芸品に指定された。「飛び鉋」や「刷毛目」と呼ばれる伝統技法で表現される独特の紋様が特徴で、素朴で温かい風合いが持ち味。日本の陶芸界に大きく影響を与えたバーナード・リーチは、その実用性の高さに注目し「用の美の極致である」と称賛した。

被害の状況


  • 被害の様子(大量の流倒木が土砂とともに流れ下った)。

    穴窯に土砂が流れ込んだ窯元の様子。
  • 壊れずに残った在庫の陶器。ついてしまった土汚れを川で丁寧に洗い流す。